新しい趣味を始める
さて、このブログの本来の目的は新しい趣味を見つけて、それについてつらつらと書くというものでした。
ゲームや読書が趣味の完全インドア派の私ですが、もう少しアウトドアな趣味を見つけてみたいと思ってました。そしてその第一歩としてバイクに乗ることを始めてみようと思います。
さる x/x にバイクの免許を取得することができました。取得までの流れをまとめてみようと思います。
なぜバイクなのか
「趣味はなんですか」と聞かれて、「バイクです」と答えるのはなんだか格好いいと思いませんか?というような不純な動機もありますが、単純に日常生活の足として利用できる利便性もあってよいかなと思いました。自転車すらここ5年以上乗ってないですからね。バイクがあれば出不精の私でもアクティブになれるのでは、というような思いもあります。
バイクにはどんな免許が必要か
バイクに乗るために必要な免許は、次の4種類があります。原付に関しては普通免許に付属するので持っている人も多いかもしれませんね。私も持ってますし、昔はよく乗っていました。
ただ、原付にはいろいろと制限も多く、長距離は疲れるし、大通りを走るのは速度や二段階右折の関係でかなり大変だった記憶があります。
免許 | 排気量 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
原付 | ~50cc | 普通免許があれば乗れる。
お手軽で安い。 |
最大30km/h まで。
2段階右折をしないといけない。 |
普通二輪小型限定 | ~125cc | 維持費が安い。
60km/hまで出せる。 2段階右折不要。 2人乗り可。 燃費よし。取り回しが楽。 |
高速道路通行不可
自動車専用道路通行不可 |
普通二輪 | ~400cc | 長距離が得意。
高速に乗れる。 |
251cc以上で車検必須。 |
大型二輪 | 制限なし | 性能がよい。
なんでも乗れる。 |
維持費が高い。
取り回しが大変。 |
小型自動二輪MT(原付二種)
いろいろ考えた結果、小型自動二輪MTの免許を取得することにしました。
選んだ理由
遠出したいという利用目的もありますが、普段使いの足としても利用したいので今回は普通二輪小型の免許を取得することにしました。ステップアップしたくなったら、普通二輪を取得すればいいですしね。
そもそも身長が低い私にとって、中型バイクは荷が重いかなと思いました。あと、乗りたいバイクが125ccで乗れるものだったので、余計な時間とお金はかけずに行こうと決意しました。
免許取得までに必要な時間と費用
私はすでに 普通車免許を持っているので学科の授業は免除 されます。なので、10時間の技能講習(+1時間の学科)でお値段7万円弱でした。これは、全国どの教習所でもだいたい同じだと思います。多少の割引等で値段は変わるかもしれませんが。ニコニコ現金一括払いで入学しました。
※ちなみに小型2輪MT免許取得後、普通2輪免許がほしくなった場合は、限定解除 で普通2輪免許を取得することができます。これには5時間の技能講習が必要です。
入学に事前審査はない
普通2輪の免許取得のためには、まず事前審査で車体の引き起こしができるかといったテストを受けることになるようです。これができないと安全な乗車ができないということで、入学を拒否されることもあるようです。入学拒否はなかなか悲しいので、おとなしく遠慮することにしました。大は小を兼ねるので普通2輪免許も選択肢でしたが、お金と時間も余計にかかるので、私は身の丈に合った小型2輪にしておきました。なにより小型2輪は事前審査はありません。
来るもの拒まず、おおらかな免許です。
教習所への通学開始
さて、いよいよ通学開始です。技能講習全10時間の内訳は次のようになっています。
第1段階終了時に試験があって、それをクリアすることで第2段階に進むことができます。
各授業ではこなすべき課題が決まっています。最初の乗車で一本橋 + S字クランクまでというのはかなり難しいと思いましたが、いける人は1回でいけるみたいです。
第1段階
- MT実車
- 車の取り扱い
- 自動車の気候と運転装置の取り扱い
- 運転姿勢
- ブレーキの操作のしかた
- 発進および停止のしかた
- 変則操作<ギアチェンジ>のしかた
- 安全走行
- 円滑な発進・加速
- 速度の調整
- ブレーキ操作
- バランスのとりかた(直線、一本橋)
- バランスのとりかた(曲線、S字、クランク)
- MT実車
- 車両特性を踏まえた運転
- 坂道の通過
- シミュレーター
- 車両特性を踏まえた運転
- AT実車
- MT実車
第2段階
- シミュレーター
- MT実車
- シミュレーター
- MT実車
- MT実車
卒業検定
4時間目のAT実車というのは、AT車に乗る講習のことです。MTの免許でもAT車に乗れるので、これの練習を行います。
ちなみに何も免許を持っていない場合、第1段階と第2段階それぞれで、実車講習が1時間ずつプラスされます。
私が受けた授業
0時間目 適性検査 (6/10)
最初は 適性検査 と呼ばれる簡単な検査を受けます。これがどの免許を取得するにも必要になる学科です。普通車免許を持っていても避けられません。ただし、1年以内にこの検査を受けている場合は、免除されることもあるようです。
適性検査はあくまでも 検査 です。テストではないので成績を付けられることはありません。この結果によって落とされることはないので気楽に受けられます。
適性検査は、「自分がどのような運転をする傾向があるか」ということを知るために行います。私が受けたのは OD型 の検査で、ほかに K型 というのもあるそうです。検査結果で以下のように分類されます。
【行動について】
1.状況判断力 2.動作の正確性 3.動作の速さ 4.行動抑止性【性格について】
5.神経質傾向
6.回帰性…気分屋で気が変わりやすいかどうか
7.感情高揚性…気持ちが高ぶってくるとペースを乱してしまいがちかどうか
8.攻撃性、10.自己顕示性…攻撃性や自己顕示性が強いというのは挑発に乗りやすい性格であるほか、自分の運転技術を見せびらかしたい、という性格
9.非協調性…マイペースで自己中心的かどうか
11.情緒安定性引用: http://www.gasyukumenkyo.com/column/article46/
自分の性格を知って、事故防止に役立てようということです。つつがなく終了しました。
1時間目 MT実車 (6/18)
さて、適性検査を受けた後はもうすぐに技能講習を受けられます。学科があればそれを先に受ける必要があるようですが。
一応最初の技能講習までの間で、入学時にもらった教科書でバイク乗車のイメージをしておきました。あとはなるようになる、しかない …。
ということで、初めてのMTバイクに乗りました。この日は大阪で大きな地震があった日です。ちなみに大阪在住なので朝は思いっきり揺れました。ですが普通に教習所も運営されてました。昼過ぎに道路が混んでいました。
教習でやったこと
- 車の取り扱い
- 自動車の気候と運転装置の取り扱い
- 運転姿勢
- ブレーキの操作のしかた
- 発進および停止のしかた
- 変則操作<ギアチェンジ>のしかた
こんな感じです。結論から言うと、最初の授業はすごく大変でした。
まずはバイクの駐車された場所に案内され、「これを出して見ましょう」と言われてバイクを押して取り出しました。最初の印象は「重い …」です。想像より重かったです。というか小型2輪でも十分車体が大きくてびっくりしてました。
なんとかバイクを押し出していざ乗ってみると、あれ、なんだかおかしい、そういえばここ7〜8年は自転車すら乗っていないのを思い出しました。
跨ってエンジンをかけても全然乗れる気がしなくて焦りました(笑) でも案外体は覚えているものですね、ちょっとしたらだんだん感じを思い出してきて、乗ること自体にはすぐ慣れました。
次に問題だったのは、クラッチとギアの操作です。右手・右足・左手・左足で全部別操作というのは、かなり大変です。おまけに半クラッチとかいう操作も全然わかりません。半クラッチとかいうけど、1/4クラッチとか刻むのこともできるアナログな感じなんですかね、クラッチって。
あとギアの操作も全然わかりません。教習所のスペースだと2速までしか使わないという自分ルールを採用してやり過ごすことにしました。
そんなこんなで、ぷらぷらと走っていると1時間がすぎました。どうも覚えが悪いらしく「補習ですね〜」とのこと。いや〜全然うまくやれる気がしません(笑)
本来であれば 1~12 のステップをすべてこなすそうです。半分もいけませんでした。ちなみにギア操作は補習です。
2時間目 MT実車 (6/18)
同日に2回分の技能講習を入れていました。間に1時間あったので、その間に教科書を読んでイメージ練習をしました。
- 発進時の半クラ以外は素早くクラッチを「切る」「戻す」をする
- クラッチ操作の時はアクセルを戻してから
エンストを何度か繰り返してタラタラしていたらダメだと築いたので、できるだけ素早い操作を心がけるようにしてました。
2時間目は、交差点・右左折の練習をするようになりました。ウィンカーを切り忘れること10回以上、すごく指摘を受けました …。
いやーだいぶMT車にも慣れてきたなーとか思いながら、走ってろと言われたコースを運転してたら2時間目終了のお知らせ。
終了後先生からのお言葉、「だいぶ慣れてきたんじゃないですか!! ただ2時間目はS字までやってもらう予定だったんですけどねー。大丈夫、次で問題なくいけると思います。」
残念ながらさらに補習決定です。本来であれば3時間目にシミュレーターですが、もう一度乗ることになりました。
ちなみにこの授業でやったことは次の通り。10番目の項目は補習です。
-
- 変則操作<ギアチェンジ>のしかた
- 安全走行
- 円滑な発進・加速
- 速度の調整
- ブレーキ操作
この翌日はかなり両腕筋肉痛になりました。クラッチを切ったり、アクセルをひねったりという操作は、思った以上に力を使うことなようです。
あと、バイク用のシューズを履いた方が圧倒的に良いと思いました。ギアの操作に左足を使いますが、つま先が柔らかいとかなり操作しにくかったです。次回までに準備することにしました。
ちなみに用意したのは上記のシューズです。見た目はスニーカーっぽいけど、しっかりとホールドしつつ、そこそこ厚手のソールになっているのでおすすめです。
3時間目 MT実車(6/23)
この日はダメダメでした。1回車体を倒してしまいましたし、進行方向を間違えたりさんざんでした。
前回と違うバイクで戸惑いました。
ちなみにこの授業では通称「1本橋」、直線狭路コースを初めてやりました。1回成功しましたが、ぐらぐらして最後まで渡りきることができないことが多かったです。小型2輪では5秒以上の時間をかけて渡りきる必要があります。なかなかに難しいです。
まだ本来であれば1時間目の授業で終わるべき内容が終わっていません!! このペースで卒業できるのか不安です。
あまりにダメダメだったので、家に帰ってからYoutubeやいろいろなブログ等で運転操作の基本や初心者向けの運転技術を学びました。これでいけるはず。
4時間目 MT実車(6/30)
この日は半クラッチに目覚めました。どうも今までの半クラッチは握りすぎだったみたいです。程よくいい塩梅で握れるようにしたら、とてもいい感じに運転できるようになりました。この日の授業内容は以下の2点。
- バランスのとりかた(直線、一本橋)
- バランスのとりかた(曲線、S字、クランク)
ギアチェンジに慣れてたのか、ぎこちなさは減ってきた気がします。1本橋はなぜか8割以上成功したし、S字とクランクは1回も失敗しませんでした。
この日ようやく本来1時間目の授業で終わらせるべき課題がすべて終わりました。4時間かかりました。大変だ。
余談ですが、小型2輪にはスラローム(連続狭路転換コース)の課題がないようです。スラロームというのはパイロンのあいだをグネグネと進路転換しながら進むコースのことです。小型2輪だと小回りが利くので必要ないっぽいですね。
5時間目 MT実車 (7/1)
- 車両特性を踏まえた運転
- 坂道の通過
この日の授業で習ったのは上の2点。課題としては、急制動と坂道発進です。
急制動は、小型MTだと時速30kmで進入して8m以内で停止しなければなりません。ブレーキを掛けるときに同時にクラッチを握ってしまいましたが、停止時にかけないとバランスを崩してしまうのでダメみたいですね。「エンストするくらいの勢いでいいよ!」との助言をいただきました。たぶんほんとにエンストのはNGなんでしょうが。
坂道発進は、右足のリアブレーキで坂道に停止した状態から、発進するというものです。アクセルを回しながらクラッチを戻しつつ、ブレーキを解除します。各操作ののバランスが悪いと、坂道を後退します。あるいは発進する力が足りずにエンストしてしまいます。
この日の課題は一発クリア。平行して、検定コースを覚えながら走って終了でした。
6時間目 シミュレーター 1 (7/14)
この日は実車での技能講習ではなく、シミュレーターを使っての講習です。ゲームセンターにおいてあるバイク筐体みたいなのにまたがります。
小型MTの教習では3回のシミュレーター講習があります。この回ではブレーキの特性について学びました。シミュレーターでの急制動みたいなことをやりました。
シミュレーターなのでこける必要もなく、バランスを崩す必要もないのでかなり違和感があります。速度もPC側で上限を制限するのでアクセルを回しすぎても関係ありません。至れり尽くせりです。
通常の急制動のほか、指定された合図が出てからブレーキをかけるというのを試しました。最初に試したら合図がでてから0.5秒くらいでブレーキをかけたという結果がでて、「遅い」とのこと。何度か繰り返して人並みの反動で動いて終了です。
シミュレーターは独特の動きですが、あと2回あるので慣れないといけません。
7時間目 AT実車 (7/15)
オートマ車に乗るための講習もあります。この日はスクーターに乗りました。原付に乗ってましたがそれとまったく変わりありません。車体が若干大きいくらいの違いです。
これまでMTでやった課題を順にこなして終了しました。AT車の操作は単純で特に問題なく済みました。
次回、1段階みきわめです。
8時間目 MT実車 1段階みきわめ (7/21)
みきわめといってもあまり変わったことはしません。普段通り、「まずは適当に検定コース走ってて~」との指示を受けてぷらぷらと検定コースを走ります。その間教官は別の生徒についてました。
1周半くらいのところで別の生徒を見ていた教官が後ろについてくるようになりました。構わずコースを走ります。途中からでしたが、すべての課題の結果を確認して2週目の半分くらいのところで退散していきました。運転中はおっかなびっくりでした … 。
ちなみに教官が去った後、こっそりエンストをかましました。ばれませんでしたが (^_^.)
結果、みきわめは合格でした!! いやー何とかなるものですね。次、第2段階です。
9時間目 シミュレーター2 (7/22)
第2段階はシミュレーターから始まります。課題は法規走行、つまり法律に則った運転ができるかどうかということです。
道路標識や道路交通法についての知識を問われます。教習所内だと同じコース・標識ですが、実際の道路にはさまざまな標識があります。私は普通自動車の免許を持っているのですが、すっかり内容を忘れていました。
シミュレーターでコースを走ったのですが、2点法律違反を犯しました。以下その内容です。
- 信号のない横断歩道前で車が停止していたので追い越した。
- 道路交通法38条2項違反

引用: http://law.jablaw.org/rw_ws4
2. 歩道をまたいで駐車場に入るときに一時停止しなかった。
あと意味をすっかり忘れた標識もありました。たぶん普通自動車の学科で習ったのに忘れています。
これの下の矢印の意味ですが、ここからこの標識の区間が始まるという意味だそうです。
右から左(逆向き)の矢印だと、ここで標識の区間が終わるという意味になります。次の標識なのですが、下の青の標識とまったく同じ意味だそうです。
標識について、あまりに覚えてないのでかえって勉強しなおしました。
ということで法規走行のシミュレーターも終わりました。
10時間目 MT実車 (7/28)
第2段階初の実車です。とはいえやることは大きく変わりません。自由に検定コースを走りながら道順を覚えます。
この日の教習内容は、「ケーススタディー」です。自由走行は途中で終わり、教官に呼び止められました。
「いまから2輪車と自動車の交通事故を疑似体験してもらいます」とのことで、別の教官の運転する自動車の助手席につきます。
- 左折巻き込み事故
- 右直事故
巻き込みは2輪車が車の後ろのドアあたりに張り付くとミラーで見えなくなるので気を付けようとのこと。
右直事故は、直進するバイクの距離感が自動車側からつかみ辛く、右折したタイミングでバイクと衝突する事故のことで、バイクは軽視されがちだから気をつけようとのことでした。
11, 12時間目 シミュレーター3 (7/29)
最後のシミュレーターです。ここでは危険予測がテーマです。この回は特殊で2時間続けて受ける必要があります。
いつどこで事故に巻き込まれるかわからない街に放り込まれたライダーが指定のコースを走り切ります。油断すれば老人がふらついてくるし、子供はどび出してくるし、死角からバイクが飛び込んでくる etc … とにかく危険な街です。
最初の1時間はおじさんと2人で受けました。おじさんがATだったのでスクータータイプでのシミュレーターでした。順番にコースを走るのですが、おじさんと担当の教官が意気投合して30分くらい雑談してました笑。
- 最近の若い教官は検定員になりたがらない(面倒で給料が増えない)
- 俺たちの世代は率先して検定員の資格を取った
- バイクが好きな2輪の教官が少なくなった
- ハーレーがアメリカ政府を動かして日本に働きかけ、自動二輪の大型免許を教習所で取れるようにしたから大変だった
- 小型ATの規制解除があって2日で取れるようになるけど、うちでは大変だからたぶんやらない
などなどいろいろと好き放題話しまくる教官でした。
2時間目も続けて同じ教官が担当しましたが、おじさんは1時間だけだったみたいで私一人に。同じように20分ほど雑談して、今度はシミュレーターの種類や値段、メーカーの裏話を聞きました。面白かったです。
あとは残り時間ひたすらシミュレーターでコースを巡回して終了しました。2回事故りました笑。
13時間目 MT実車 (8/4)
教習も最終段階です。課題はないのですが体験ということで緊急回避というのをやりました。
いつもの急制動コースに教官が立ち、赤旗と白旗を持っています。赤旗を上げたら左、白旗を上げたら右に回避してから止まるというものです。別に難しいことはありません。急制動で突っ込んだ後に判断する能力が試されます。
3回ほどやりましたが、最後に右手の赤旗を持ってだますというトラップがありました、え … 。恙なく終了しました。
あとはみきわめを残すのみ。
14時間目 みきわめ2 (8/4)
最後の授業です。第一段階からなんら変わりありません。というか新しい課題もなく同じような検定コースを走るのでこれはほとんどの人が問題ないのではないでしょうか。たまたまこの日は最後ということで検定車を使わせてもらいました。あまり普段のやつと変わりなかったです。
終了後、教官から「課題はOKだから卒業検定も今日の調子だと問題ないでしょう」とのこと。ただ1点「安全確認が抜けている箇所がある」と言われ、どの箇所ですかと聞いたら交差点での右折直後の部分でした。
検定コースでは右折直後に左折する箇所がいくつかあるのですが、右折直後に左に寄せる時も後方確認をしなければならないとのこと。私の感覚では、右折と同時に左に寄せているから不要と思っていたのですが、だめっぽいです。
ただ右から合流してすぐに右折する箇所があるのですが、合流箇所は最初から右に寄せておいた方がよいといわれました。うーん判断が謎です。一応気を付けておこうと思います。
次は卒業検定なのですが、土日で最短で行けるのが翌日とのことなので、少し急ですが翌日の卒業検定を予約しました。
卒業検定 (8/5)
自分が卒業検定で実際に走る時間はだいた10分ほどで終わります。特に小型2輪はコースが短いですしね。ただし卒業検定の説明、ほかの人の検定待ち、卒業証明書の発行等で4~5時間ほどかかります。
ぶっちゃけすごく暇です。ちなみにバイクの検定は時間のかかる大型2輪から始まり、小型2輪が最後です。私の検定順番も最後でした。
今回の検定では大型二輪2人、中型二輪2人、小型二輪1人(私)の計5人が検定を受けました。検定は検定員が車で追尾する形式でした。コースは拡声器で指示を受けるので覚える必要はないようです。必死に覚えた時間が … 。
待ってる間ほかの人の走りを見ながら後方確認のタイミングだけ付け焼刃で覚えておこうとしてました。
いざ検定開始
検定員は危険予測のシミュレーターでひたすら雑談するおじさん教官でした。シミュレーターの時にぶっちゃけ多少のミスは裁量で見なかったことにするといっていたので気が楽でした笑。
1発アウトの一本橋脱輪やクランク等でのパイロン接触は緊張しましたが大丈夫でした。もちろん転倒もなし。
1か所明らかにやらかしたのが坂道発進です。私の通っている教習所の坂道は特に停止線等がないので、適当なところで停止してから発信するのですが、普段の私は坂の半分より少し下らへんで停止してました。ただ検定当日になって真ん中あたりまですすんで停止したほうがよいのでは?と思い、急きょ普段と違うことをしようとしました。
結果、坂道を上っている最中に、もう少しだけ登ろうとした挙句、停止時にバランスを崩しました。そしてバイクは右側へ … 右足でぐっと支えて止まりました笑。停止時に右足をつくとおそらく減点5か10だと思います。
明らかなやらかしはそれぐらいで、あとは問題なく行けたと思います。
バイクを降車後、後ろの教官から車に呼ばれ、
「じゃあ事故に気を付けて運転するように。」
一瞬ん?となりましたが、つまるところ合格です。)^o^(
はっきり合格といえよと思いましたが、何はともあれよかったです。卒業証書の発行に1時間半ほど待たされて無事すべて完了です!!
後はそれを持って試験場まで免許の更新に行けばOK。
まとめ
- 半クラッチに目覚めるまでは大変
- 足つきに不安がある人はバイク用シューズが必須
- 小型2輪も普通2輪もMTだとあまり大きさは変わらない
- 身長が150cm以上あれば普通2輪からでOK
乗りたいバイクがあって、それが125cc以下のMTでなければ、普通2輪を受けた方がいいです。おそらく途中で普通2輪の方がよくなります。私がそうでした笑。
卒業検定と免許の更新を2回しないといけないので、トータルコスト・時間を考えて普通2輪を取ったほうがいいです。私は免許が更新できたら限定解除を受けようと思います。
その内容も改めてまとめてみようと思います。
では皆さんもぜひバイク免許を取ってみてください。
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