限定解除で普通二輪免許を取得する

バイク

普通二輪車小型限定を解除する

以前小型二輪の免許をとったのですが、教習中に普通二輪もいいなと思ったので、早速限定解除をして普通二輪の免許を取ろうと思います。

限定解除(審査)について

バイクの限定解除はいくつかのパターンがあります。小型限定を解除するパターンとAT限定を解除するパターンです。

  1. AT小型限定普通二輪免許 → 小型限定普通二輪免許
  2. AT小型限定普通二輪免許 → 普通二輪免許
  3. AT小型限定普通二輪免許 → AT限定普通二輪免許
  4. 小型限定普通二輪 → AT限定普通二輪免許
  5. 小型限定普通二輪 → 普通二輪免許
  6. AT限定普通二輪免許 → 普通二輪免許

私は小型二輪免許を持っていて、普通二輪免許を取るので上記5のパターンですね。授業時間は、

  • 欲しい免許を取るため教習時間 – 今持っている免許を取るための授業時間

が一般的なようです。私の通っている教習所だと小型二輪(学科免除))に10時間かかり、普通二輪は17時間ですが、限定解除には5時間で済むようです。もう一つ近場の教習所だと限定解除に8時間かかるとあったのでまちまちみたいです。

ただし授業時間とは別に、適性検査と卒業検定があるので普通に免許を取るより限定解除のほうが時間がかかるのは言うまでもありません。

授業時間同様に、料金も差額分くらいかかります。私の場合は約4万円(税込)でした。ただ限定解除だと課題をこなせず補習を受ける場合、追加料金が発生するようなので注意が必要とのことでした。

教習内容

小型二輪から普通二輪への限定解除では5時間の授業で次のことをそれぞれ学びます。学科は免除なのでありませんし、シミュレーターでの授業もありません。

  1. 基本的な取り回し、スラローム、一本橋、クランク、S字、急制動
  2. 坂道発進
  3. AT車
  4. ?
  5. みきわめ

1時間目の内容が多いですが、小型MTから普通MTへの限定解除なので、基本的には詰まらずにできるとのことです。ただし、小型にはなかったスラロームが普通二輪にはあります。

以下、全授業の振り返りです。

1時間目 MT実車 (8/26)

1時間目は上記の通り、坂道発進以外の課題を一通りこなします。こなせなければ補習で追加料金がかかるので、気合を入れなければいけません。

最初なので 引き起こし をやるのかなと思っていたのですが、いきなり走りました。(あとでこけて2回引き起こしをやりましたが笑)

乗るバイクはこちら。CB400君です。

大きいかも。

普通二輪と小型二輪の違いはパワーにあります。小型に比べて加速が強くて最初は慣れなかったのですが、慣れてしまえばあまり違いは気になりません。発進がスムーズに感じる、くらいでしょうか。

足つきについても違いがあったので書いておきます。最初に乗る前に教官からひと言。

「小型の授業で使っていたバイクより車高(シートの高さ)が低いので乗りやすいと思います~」

なんだって。またがってみるとあら不思議、小型二輪より圧倒的に足つきが良いではありませんか。車体によるのでしょうかね。ただし重量は普通二輪が圧倒的に重たいので注意。

小柄な方でも(身長が150cm以上あれば)普通二輪の免許を取るのは全く問題ないですね。

課題のほうは、排気量が上がったとはいえMTバイクなので小型MTと同じように運転できます。

スラロームが難しい

スラロームの課題を7~8回やったと思います。我ながらなかなか不細工な走りだったと思いますが、ぶつかったりこけたりということはなかったです。見本を教官に見せてもらうたびに、うまいなーと。

まあ、一応大丈夫でしょうと言われたので本番までに慣れていきたいです。

こけた

車体が重たいので油断してバランスを崩すとすぐに持っていかれます。2度ほどやらかしました。
授業時間が終わって降車するタイミングでもこけたり … 。

車体が重いのですが、引き起こしは気合で何とでもなります。頑張りましょう。

まあ、以後気を付けます。

2時間目 MT実車 (9/1)

この日は朝から雨でした。家を出る前に止んだので、このまま降らないでいてくれたらと思っていたのですが、だめでした。教習直前に小雨がぱらぱらと振り出しました。

教習所にはレインコードが用意されていますので、これを着て受けることになります。これが暑いのなんの。しかも教習中に雨が上がったので蒸し暑いだけという。

教習内容的には、坂道発進をやりましたがこれはとても簡単。馬力があるので小型より楽に感じたくらいです。

あとはやっぱりスラロームが難しいというか、苦手意識がありますね。

3時間目 AT実車 (9/2)

3時間目の授業、教習の折り返し地点です。1時間だけあるAT車の教習です。

スクーターに乗っていると、運転が楽でいいですね。ギアとかクラッチとか考えなくてもよいのでお手軽に乗れる印象です。

ただ1点大変なのが小回りが利かないということ。課題コースにUターンしなければならない個所があるのですが、MT車と違って曲がりきれずに2度ほどこけました。

MT車でもUターンはひやひやなんですがね。

まあコケはしたものの、問題なく終えることができました。

4時間目 MT実車 (9/8)

教習も終盤です。課題コースを走ります。

教習が進むたびスラロームへの苦手意識が高まっています。スラロームを恐る恐る丁寧に走っていると、「もっと攻めないとですねー」と教官。しっかりとアクセルを回すことを意識してと言われました。

不器用ながらぶんぶん言わせて走ることを意識してスラロームをこなしました。

鬼門 Uターン

私の通っている教習所は、設計上Uターンが課題コースに含まれます。というのもスラロームを終えた後、そのままぐるっと右回りでUターンで折り返して1本橋に進むことになります。これがなかなか狭くて難しい。

課題よりもUターンが不安定だったので、教官にコツを教わりました。コツは3点。

  1. 速度をしっかり落とす
  2. 行きたい方向に体ごと目線を向ける
  3. ハンドルを全力できる

上の3点に気を付けると、あら不思議、するっと転回できます。ハンドルを切るのが転びそうで怖いですが、恐れずしっかりとハンドルを切れば曲がれます。全部切っても大丈夫です。

怖がって体を向けるだけだと曲がり切れず残念なことになります。私はクッションの壁にぶつかりそうになりました。

最終的には勝手がわかってうまくできました。

また、Uターンを練習したおかげ得られた思わぬ副次効果として、曲がるときの転倒に対する恐れが減った気がします。スラロームも結構車体を倒して攻められるようになりました。

5時間目 みきわめ (9/9)

最後の教習、みきわめです。もちろん課題コースを走ります。課題は一通りつつがなく終え、そのあとはスラロームが気になるので、何回も繰り返し練習しました。

何度も繰り返していると、割と楽しくなってタイムを意識するようになりました。やっぱり早く駆け抜けられると楽しいですね。最終的にはタイムが 6.1秒 まで知事めることができました。

まあ、検定本番では丁寧に走ることを心がけますが。

… このスラローム偏重の練習のせいで、検定で思わぬやらかしをしでかすことになるとは、思いもしませんでした。

卒業検定

無事教習も終え、最後の卒業検定に臨みます。

ルールは小型の時と同じです。100点満点からの減点法で採点され、70点以上で合格です。ただし、1発アウトのミスとして、次のようなものがあります。

  • 転倒
  • 1本橋での脱輪、エンスト
  • スラローム、クランク、S字でのパイロン接触、転倒、エンスト
  • 坂道発進での逆行大
  • 急制動で停止線を超える

ほかにも危険運転とか一時不停止もありますが、要注意なのは上記の内容でしょう。

私の場合、1本橋や坂道発進、急制動の課題は問題ないので、注意すべきは スラローム 、次点でクランクとS字です。

小雨の中での検定

私が検定を受けた日は、小雨がぱらついていました。湿潤路面ということで、急制動が11m地点での停止から14mに伸びます。教習中も雨の日が多く、何度か14mでの停止も慣れていたので問題はありません。

検定開始

今回の検定では2番目での乗車でした。1人目の人は問題なく走り切り、合格していました。

検定コースは、課題順序でいうと次の通りです。

  1. スラローム
  2. 1本橋
  3. クランク
  4. S字
  5. 急制動
  6. 坂道発進

鬼門スラロームからなので緊張しますが、前回教習での練習のおかげか、するすると走りきることができました。1本橋も問題なくOK。ここで、もう受かった気分でだいぶ落ち着いていましたが、次のクランクで派手にやらかしました。

クランク

結論から言うと、クランクの最初の曲がるタイミングで派手にこけました。たまたま間近で見ていた教官から後で聞くと、目の前のパイロンを見すぎ&クラッチを握ってバランスを崩したのではとのこと。

いずれにせよ今まで1度も転倒はもちろん失敗すらしたことのなかったクランクで、検定中にこけたのはものすごくへこみました。しかも失敗の原因が、自分ではよくわからなかったので困りました。

いずれにせよクランク失敗(転倒)なので、問答無用で検定終了。1発合格の夢は潰えました。

検定に失敗するとどうなるか

検定を失敗すると1時間の補習を受けなければなりません。もちろん検定で失敗した箇所を重点的に練習します。

検定に失敗したその日のうちに補習を受けましたが、補習ではすんなり走れたので困ったものです。「それをさっきの検定でやれば合格だったのに(笑)」みたいなことを教官に言われましたが、内心すごくへこんでました。

なお私の通う教習所では、限定解除は追加の補習と卒業検定には追加料金が発生します。しめて1万円弱のお支払でした … 。

卒業検定リベンジ

全開検定時の失敗を引きずりながら、リベンジに臨みます。天候は晴れ、検定順序は最後の4番目。近年まれにみる緊張に襲われていました。

直前の走者が派手にやらかす

ほかの人の検定を観察しながら自分の番を待っていたのですが、2人目まではすんなり合格してましたが、3人目の人が発進前に何やら問題が。

バイクにまたがり、エンジンをかけ、ミラーを合わし(これは手順前後ですがまあOK)、いざ発進のはずが、あれ? なぜか降車してやり直し。

後で聞いてみると、どうもスタンドを払い忘れていたため、エンストしてたみたいです。一度降りてやり直してました。走り出したら一応最後まで課題のミスはなく終えていました。

「最初の失敗は見なかったことにします。」

若干呆れ気味に教官は合格を告げてましたが、いいのかよって感じでした。まあ最初の説明で「課題で1発アウトなく、最後まで走り切ったらだいたい合格にします」と言ってはいましたが、これでもいいのかと笑。

まあ、自分もやらかしがちなので、リラックスすることができましたが。

二輪検定は課題で1発アウトにならなければだいたい合格みたいです(教習所による)。

エンストしかけながら合格

2度目の検定失敗は嫌なので、丁寧な走行を心がけました。

クランクの課題は運だと割り切って考えることにしました。練習では90%以上成功しているわけですしね。

スラロームもクランクも、めちゃくちゃ緊張しましたが何とかこなしました。

一通りの課題をこなして、あとは発着点に向かうだけというところで、丁寧丁寧と言い聞かせて運転していると、無駄な力が入ったのか、信号待ちからの右折でがたがたの不細工な走りになって、危うくエンストしかけました。ほかにも左折時にもエンストしかけたりと、危なかったです。

やはり緊張すると普段のように運転するのは難しいですね。

何とか最後まで走り切りましたので、合格することができました。もう一度やれと言われたらうまくできるかわかりませんが、合格は合格です

小型二輪限定解除まとめ

1度検定で失敗しましたが、無事終えることができました。

今回私は限定解除で免許を取りましたが、いうまでもないことですが、普通二輪免許が欲しいならいきなり普通二輪を受けたほうが良いですね。

限定解除だと単純に スラロームの練習回数が減ります 。これは単純に教習時間が少ないからですが、存外に大変です。しかも補習になると追加料金がかかります。

小型でもMTバイクにある程度乗っていて、操作に慣れている人であれば問題ないのかもしれませんが。

以上。

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